FXやCFD・株などにも使える投資・相場の勉強コーナー!
今回は「市場(マーケット)の傾き」について。
市場(マーケット)の傾き
市場がロング・ショートに傾いてるって何?
マーケットのポジションがロング(買い)またはショート(売り)のどちらかのポジションが極端に多いことを指します。
この場合、マーケット全体が同じポジションを持っているので、上げたくてもすでにみんな買ってるから上がらないという状況になってしまいます(売りの場合も同じ)
大きく上昇する前に押し目を作ったりするのは、一旦売って市場のポジションをショートに傾けさせてから一気に買い上げてストップロスを巻き込んでいくという短期筋やHFの思惑があるようです。
私もよくこの押し目で利確してしまったり、新規で売ってしまい捕まることがあります。
買ってる人間が全て投機筋なのであって、売ってる人間も投機筋、実需というものがこの世の中にいない、長期の資本というよなものも存在しない、100%投機筋であれば、買いのポジション=売りのポジションになるわけです。
常に50対50になります。
ということは、ポジションの傾きというのがなくなります。
ただ、実際問題は実需があったり資本があったり買いきり玉があります。
それを買ってる人間が多ければ、ゆっくりと上がっていくわけです。
今度売っている人間で感触が悪いと思った人が損切りをし買戻しでさらにその動きが加速する。
そうすると、はやくやめた投機筋のポジションはなくなりますが、もしくはロングにひっくり返りますが損切りが遅れた人間が捕まってロスカットされて最後に大きなショートカバーが起きるわけです。
市場って誰のこと?
大口のヘッジファンド・インターバンク・小口の投資家。
買いきりの実需は入れない。
小口の投資家も同じ方向に大きくポジションが傾けば相場を動かす要因となるので含めます。
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