今回は仮想通貨のICOについて解説します。
仮想通貨取引をしていく上で、100倍銘柄などを狙う場合はICOの購入も考えないと今後は厳しいかもしれません。
しかし、初心者には敷居が高いのも事実。
そこで、初心者でも分かりやすいようにまとめました。
仮想通貨のICOって?
取引所の上場前に買える
基本的に仮想通貨は取引所と呼ばれる場所(Webサイト)で取引されます。
しかし、すべての仮想通貨が取引所に上場できるわけではありません。
プロジェクトやその仮想通貨が信頼できるものでないといけません。
そのために運営活動をする際に資金集めとして使われるのがICOです。
いわゆるクラウドファンディング(クラウドセール)というものです。
クラウドファンディングで資金を募る時、見返りがその仮想通貨になるので、その時にもらえる仮想通貨は未公開の通貨ということになります。
つまり、まだ上場前の仮想通貨がいち早く買えるのです。
これを、株のIPO(Initial Public Offering)になぞらえて
ICO(Initial Coin Offering)
と呼びます(プレセールともいう)
市場価格より安値で買える
なぜ、ICOがいいのか?
それは、上場前にコインを買えるということは市場価格より安くで買えるということだからです。
基本的には、取引所に上場するということは1つのステータスであり認められたということでもあるので、価格は上がります。
ICOから上場後だけで30倍になった仮想通貨も過去にはあります。
それだけリターンが大きいということですが、逆にいつまでたっても上場しなかったり、上場する頃には価格が下がってしまうコインもあるので注意が必要です。
詐欺(SCAM)の可能性がある
ハイリスクハイリターンと言いましたが、ICOではいわゆる詐欺(SCAM)のようなコインもあります。
資金集めのためだけにICOをして、お金を集めたらプロジェクトをうやむやにしてドロン・・・そんなこともあるようです。
現在は、株の世界と違いまだ法整備が追いついていません。
ですので、中には悪党が詐欺目的でICOをする場合があります。
ICOに参加する場合は、公式サイト・ホワイトペーパー・SNSでの口コミや反応などをしっかり調べてから参加してください。
仮想通貨 ICOのカラクリ
仮想通貨が実際に取引所に上場するまでには以下の流れがあります。
①プレセール
②ICO
③取引所上場
プレセール
投資クラブや大口用にしかこない激安価格。
しかし、その分受け持ち分がある(例:1億コイン買わないといけない)
一般人が参加するのは難しいが、コネがあるLINEグループなどに入っていれば参加させてもらえる。
ただし、そのグループの中には手数料として価格を上乗せして販売する人もいる。
自分だけ買う場合や仲間内だけで回す場合もある。
よくある「いくらか手数料○○で代理購入します!」って言う人はこのパターン。
手数料で確実に稼ぎたいみたいですね。
信頼できる人ならそれでもお得に買えるが、信頼できない人だと騙されることもあるので注意。
どちらにせよ、個人で独りでやってる投資家はまず買えない。
ICO
プレセールの次にあるのがICO。
上場前の一般用で激安価格の2倍くらいだがそれでも激安。
一般の投資家はここから参加する。
しかし、人気のものだとすぐに完売するので開始時期などをよく確認しないといけない。
すぐに完売したからといって必ず価格が上がるとも限らない。
ただやっぱり、人気のものの方が価格は上がりやすい傾向がある。
取引所上場
ICOをやらない投資家はここからスタート。
誰でも買えるようになる。
激安価格の数倍~数十倍。しかし、評価の低いコインだと中には激安価格より下がってる場合もある。
最初は一部取引所のみ上場がスタートするが、そのプロジェクト・通貨が成長につれて大手取引所にも上場することになる。
そうすると、基本的にまた価格が上昇する(上場後急落するパターンもあるので注意)
仮想通貨 ICOの購入方法
基本的には公式サイトから購入することになる。
個人情報を記入して指定されたウォレットに送金して連絡を待つ。
現在は大体ビットコインかイーサリアムで買えるICOが多い。
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