原油CFDを取引するにおいて重要なことがあります。
それは「指標」です。
FXでも重要指標あるように、原油でも経済指標があります。
必ずチェックしましょう。
重要指標「EIA週間石油統計 原油在庫」
毎週水曜日24時30分(夏時間23時30分)
※場合によってはズレたりすることがあるので必ずチェックしてください。
米国の週間在庫は毎週水曜、米エネルギー省が前週の金曜時点の全米在庫を発表する。
直前に通信社がアナリストの予想を発表するので、予想と食い違うとそれ を材料に相場が動くケースが多い。
在庫統計は米石油協会(API)も火曜日(アメリカ時間)に発表している。全米の在庫とともに、取引所の現物受渡し場所となる米オクラホ マ州クッシングの在庫を重視する市場関係者も多い。
原油を取引するにおいて最も重要な指標がこの「在庫指標」です。
FXでいう雇用統計と同じくらい重要指標です。
雇用統計は月に1度しかありませんが、原油在庫は週に一度あります。
原油在庫の他にガソリン在庫などもあわせて発表されるので、そちらもチェックしておきましょう。
原油指標の中ではトップクラスの指標なので、指標前にポジション整理をオススメします。
一瞬で50pips値が飛んだりするので、ストップロスが遅れる可能性があります。
指標後も1tickが大きく動くので注意。
原油在庫指標の挙動
とにかく動きが激しいです。
上がって下がる、下がって上がるの乱高下は当たり前。目が離せません。
また、原油指標は発表後の動きも激しいです。
むしろ、瞬間的な動きより後からくる値動きのほうが大きい時がよくあります。
ですので、様子を見て指標発表後にエントリーしてもいいでしょう。
米国石油協会週次原油株式(API原油在庫)
毎週水曜日 早朝6時35分(夏時間は5時35分)
※場合によってはズレたりすることがあるので必ずチェックしてください。
米国石油協会は、1600ET後、米国原油、ガソリン及び蒸留液の株式の品目レベルを報告するデータを毎火曜日(アメリカ時間)に発行する。
数値は、石油と製品が在庫量 と、あとどのくらい在庫が持つかを伝える。
更に、データは米国原油生産と原油と精製品の輸入を監視し、米国石油の地域と製品別による需要を示す。
大きめの原油指標です。
原油在庫ほどではありませんが、一瞬で大きく動きます。
早朝でなおかつ、証券会社のCFD指標カレンダーにも書いてないことがあり忘れがちw
ですが、毎週あるので注意しましょう。
原油協会の挙動
原油在庫指標より動きが素直なことが多いです。
大きく動いたほうにそのままついていくことがよくあります。
この指標発表後、少ししたらクローズになるのでその影響かもしれません。
含み損を放っておくと、クローズ後の窓開けでさらに損失が重なる恐れがあるので注意。
その他指標
注目すべき原油指標は主に2つですが、他のアメリカ指標や中国指標でも動きます。
直接、原油に関係なくても、対ドルなのでアメリカ指標の影響は受けます。
また、中国や資源国の指標でも影響を受ける時があります。
チェックしておくといいでしょう。
原油指標まとめ
毎週水曜日
API原油在庫:早朝6時35分(夏時間5時35分)
EIA原油在庫:夜24時30分(夏時間は23時30分)
基本的には水曜日が一番重要です。
ただ、アメリカの祭日の関係などで、日時がずれる場合があります。
必ず公式の指標カレンダーでチェックしましょう。
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